食と色の喩え話❷
今回のお題は
好きな色と主色役との相違
食と色の喩え話の具体的な例を1つだけ
記しておきます。
結論から言えば
好きな色は美味しい食べ物
主色役は栄養のある食べ物
両者は似て非なるものということです。
美味しい食べ物は
食べた瞬間の舌の上で決定されます。
対して
栄養のある食べ物は
身体の隅々にまで行き渡ってから
臓器や器官での働きが重要となります。
❖
肝心なことは...どのように動くのか?
好きな色(自分に似合うと思う色)は
選択の根拠となる基準がどうであれ
動くという時間的な観点が
すっぽりと抜け落ちており
自分にとって
美味しい食べ物を探す行為に過ぎず
その後の役割は二の次になります。
役割(動き方)があるからこそ
相応しいか否かの基準が生じます。
お医者さんの白衣も
スポーツ選手のユニホームも
サラリーマンの背広も
どう動くか分からないまま
その色が自分に合うか合わないかを
判断することはできません。
❖
色は役割(動き方)の違いを表し
他人に与える印象とともに
日を追って
その効果が如実に現れてきます。
食べ物も
美味しいという志向よりも
食べた後にどのように動くのか
栄養素としての機能が優先します。
ちなみに
幼い頃に嫌いな食べ物も
自分にとって有益であるならば
少しずつでも
好きになる道理はあるでしょう。
❖
美味しい食べ物が
部分的に効果を発揮したとしても
自分にとって
有益な食べ物であるとは限りません。
どちらにしても
美味しい食べ物と栄養のある食べ物が
完全に一致することが理想でしょう。
❖
万葉色役術の実践は
その食べ物によって健康になり
その食べ物を好きになるように
その色役によって
自分の役割を果たせるようになること
そして
これでいいのだ・・・
と思えるようになることです。