白
Q:色役の色に『白』は無いのですか?
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他の色と比べ
白は多くの特殊性を携えていますが
色役の色として表記されてはいません。
しかし
白には白の役割があり
必要性に応じて
主色役の種類に関係なく使用できます。
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食と色の喩え話で述べたように
(主宰者コラム参照)
色の『白』=食の『水』となります。
水は殆どの食材に含まれており
・・・乾いた喉を潤す
・・・麺を茹でる
・・・薬を飲む際に便利
・・・味や温度を調整するetc...
水単独での役割も併せ持っています。
同じく
白も殆どの色役に含まれており
オールマイティーにも使えるため
色役の文字表記に使用しています。
ただし
水の含まれていない乾物のように
【光】や【黄金】など
白がそぐわない色に関しては
墨文字表記にしています。
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限りなく白に近い色役の色として
【氷】秘色(ひそく)
【雲】灰白(かいはく)
【雪】生成(きなり)
などがあり
何れも白と言って差し支えない色ですが
限りなく水に近い寒天であっても
水の役割ができないように
限りなく白に近い
【氷】や【雲】や【雪】にも
白の役割を担うことはできません。
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白の使用例としては・・・
物事の始まりになる
ウェディングドレス、契約書、画用紙
異物を発見するための
白衣、食器、テーブルクロス
文字を浮き立たせるための
ノート、便箋、コピー用
複数のエリアを区別するための
白線、車線
熱を逃がすための
屋外テント、電化製品、乗り物
光を通すための
下着、カーテン
重さを軽くするための
ダンボール箱、旅行カバン
等々のように
広汎に用いることができます。