普通色役No.6天格
情熱の人じょうねつのひと

主色役【火】=情熱の人は〜誰よりも正義感が強く、松明を掲げながら、宴の幕開けを宣言し、自らが率いる集団を鼓舞するチームリーダー
あなたは、何事にも感動を生み出す生き方と行動範囲の広い社交的な一面に秀でており、老若男女を問わず、誰からも好感を持たれます。
あなたの心と体に火が点れば、ゴールを目指し、途中でブレーキペダルを踏むことなく、炎の燃え尽きるまで走り続けてしまいます。
そんな時、自らの暴走を自重するだけでなく、グループ全体を統率するための目配りも欠かせません。
我先にと、誰もを焦らせてしまう赤の氾濫が、モラル崩壊の引き金とならぬよう、あなたは、危険物取扱責任者として、赤を操ることのできる、唯一の特権を与えられているのです。
象 徴
正義・炎・血・毒・ハート・危険
目指す役割 ▶ こうなったら ◯
〓責任感の強い人〓
あなたは、ロールプレイングゲームの如く、優秀な仲間を募り、適材な役割を割り当て、相互の連携を促しながら、如何なる冒険にも挑戦します。
プレーヤーとして全責任を負う覚悟を持っており、誰かが途中で離脱しても、落胆することはなく、世界を脅かす魔王を倒すまで、絶対に匙を投げることはありません。
〓打たれ強い人〓
あなたには、手強い相手に挑む癖があり、叩きのめされる確率は上がりますが、返り討ちはトレーニングの一環であり、試練を乗り越えると、次の出陣の際には力が倍増しています。
元気があれば何でもできる〜燃える闘魂を携え、ハードルが高ければ高いほど、障害が大きければ大きいほど、火事場の馬鹿力は燃え上がるのです。
〓温かみのある人〓
高性能の情熱は、火加減の調整が可能であり、勇敢な戦士となって難敵に立ち向かう時は【強】に上げ、賢明な軍師となって作戦を練る時は【弱】に下げる対応が妥当でしょう。
暫し休戦の際には、源泉掛け流し〜湯加減が丁度良い温泉のように【中】を保ち、自陣に戻った味方の疲れも和らげてくれます。
避ける役割 ▶ こうなったら ✕
〓後先考えない人〓
T字路の混雑時、大通りに右折して車間距離を空け過ぎると〜「何で前に行かへんの」と後続車は苛立ち
大きな中央分離帯の間、右折の際に斜め45度で待機すると〜「何で真っ直ぐにならへんの」と後続車は怒ります。
隣席との話に夢中になり、周囲への配慮が疎かになるドライバーに、ちょくちょく遭遇してしまいます。
〓意気消沈する人〓
家族の幸せのために築き上げた一軒家〜火事で消失してしまったら、何の宛も無くなり、何の術も無くなり、自らは、途方に暮れてしまいます。
期待が膨むほどに、落ち込みが深くなるのは自然の摂理であり、煙草、蝋燭、ストーブ、ガス焜炉etc...火の用心カチカチ、火は、最も慎重に扱わなければならない代物なのです。
〓噂を信じる人〓
情報通であるためには、内容が不確実な発言や発信には要注意です。
フェイクとファクトを判別する場合、誰かの体験談、権威の発言、ネットやメディアの言説etc…を鵜呑みにせず、全容を虚心坦懐に検証し、論拠のない情報や発信者不明の情報には要注意〜信頼できる人を、分野別に見付けておくことも必要でしょう。

親色


(ひ)

子色


(あかね)
赤・真っ赤・紅色・臙脂色
時間を遅らせる色
〓回転率を上げる〓
赤に囲まれると、心拍数が上がり、時間の流れが遅くなります。
2時間経ったかな?と思った時、1時間しか経過していない赤い部屋は、ずっと一緒に過ごしたい恋人同士に適しているかもしれません。
逆に考えれば、客の回転率を高めたい店舗等にも利用できそうです。
近付く色
〓空間を狭める〓
赤=進出色(近くに感じる)という理由から、赤い服は、相手に威圧感を与えることで、営業活動やプレゼンテーション等に効果を発揮します。
積極的な言動を交えることで、説得力は倍増するに違いありません。
暖かく感じる色
〓熱気を高める〓
赤は、火や炎を連想することで暖かく感じますが、歌舞伎やオペラの舞台や客席に利用することで、熱気を高める効果が期待できます。
人集りを作る〜キャンプの焚き火、縁日の赤提灯、聖火リレーetc...感情の高ぶりにも一役買っています。
目立つ色
〓危険を知らせる〓
自然の中には、炎、血、棘、毒etc...危険と隣合わせに赤があります。
社会の中では、そんな赤を無闇に使用することは許されません。
消防車の警鐘を、始業チャイムの音に使用できないように〜消火栓、危険物表示、緊急ボタンetc...非常時に目立つことが、赤の使命でもあるのです。

〓 主色役「火」配分式 〓