くう普通色役No.1天格
調整の人ちょうせいのひと

主色役【空】=調整の人は〜軽快な遊び心を携え、あらゆる人と人との間に立ち、その関係性を円滑に取り仕切るヒューマンコーディネーター
あなたは、自らの主張を極力押さえ、誰かを嫌うことも、誰かから嫌われることもなく、どんな事にも深入りせず、どちらか一方に偏ることもありません。
拗れた関係の両極に挟まりながら
〜時には、折り合わない状況を和らげるクッションのように
〜時には、そびえ立つ障壁をすり抜ける疾風のように
何事も結果オーライ〜白黒付けないまま、全体を丸く納めてしまいます。
大空に憧れを持ち、大空を自由に駆け巡る『空気のような存在』 〜 それは究極の褒め言葉でもあり、誰かが、その価値に気付くのは、あなたが居なくなった時なのです。
象 徴
空気・空間・蒸気・遊び・バランス
目指す役割 ▶ こうなったら ◯
〓空気を読める人〓
空気を読むためには、全体と部分を行き来する、相互の観察が大切です。
カフェのテーブルを友達4人で囲み、3人ホットなら私もホット、2人ホットで1人アイスなら私はアイス・・・
誰彼問わず、一人ぼっちになると、可哀想になるからです。
注文順は常に最後、そんな振る舞いが、不自然になることはありません。
〓連携を図れる人〓
小さなカフェを回すには、役割分担と連携プレーが不可欠です。
注文、調理、配膳、片付け、会計etc...いらっしゃいませからありがとうございますに至るまで、マニュアルに頼らず、流れに沿った対応が望まれます。
店主の指示がなくとも、各自の臨機応変な働きによって、スタッフ間の信頼は深まります。
〓勝ち負けに拘らない人〓
応援している力士が勝てば、もちろん嬉しいけれど、優勝を期待されていた横綱の悔しさも気になります。
勝ち敗けに関わらず、結果を受け入れることはできても、期待と不安、どちらの空気を吸うことも大の苦手であり、金メダルを掛けたオリンピック決勝の舞台、贔屓の選手が登場すると、ライブで見ることは、絶対にできません。
避ける役割 ▶ こうなったら ✕
〓どっち付かずの人〓
リフレクソロジーサロンにて〜ペパーミント、ジンジャー、ラベンダーetc...施術後のハーブティどれにしますかと問われたら、嫌いな種類は除くとしても、お任せしますと答えましょう。
じゃあこっち、やっぱりあっちと迷わぬよう、誰かに任せてしまうのも選選択肢の1つ、時には、サイコロを振っても良し、後悔することはありません。
〓慌てふためく人〓
怖がるなと言われても、すぐには恐怖が収まらないように、落ち着けと言われても、何故だか慌ててしまいます。
そんな時は「われらが庭を耕すべし」〜カンディッドの言葉に従って、土の深い所にある潜在意識の改善は、涵養な心の力に任せておけば良く、鍬の届く範囲にある顕在意識への働き掛けから始めましょう。
〓自分のこと棚に上げる人〓
最近、知り合いから聞いた話なんだけどね〜そう言いながら、大抵は自分のことだったりしますよね。
誰かの欠点やミスを指摘できる人は、それが自分の欠点であり、自分が繰り返してしまうミスでもあるからです。
遠くの網棚に置き忘れても、自分の荷物であることに違いなく、最寄りの駅まで取りに行かなければなりません。

親色

薄 鈍
(うすにび)

子色

薄 縹
(うすはなだ)
薄いグレー・シルバー・寒色系
主張しない色
〓中立性を示す〓
グレーは、自ら目立たず、白にも黒にも肩入れせず、白と黒の真ん中でもなく、自由自在に濃度の調整が可能です。
複数の色が主張し合う場合でも、背景に薄めのグレーを施せば、全体を違和感なく調和させてしまいます。
中間にある色
〓両極を繋ぐ〓
曇天は青空と嵐を、道路は出発地と目的地を、お墓はこの世とあの世をetc...グレーは、両極にある正反対のものを橋渡しする役目を担います。
グレーの背広=係長は、若手と幹部の間を取り次ぐ触媒として働きます。
〓大人の遊び〓
ハンドルに遊びがないと運転が難しくなるように、役割と役割の間に遊びがないと任務は完璧に熟せません。
遊びの色は、ゴールドに勝る必要のないシルバーであり、ロマンスグレーの紳士が用いる、時計、眼鏡、オーディオ、バイク、パソコンetc...大人の嗜みとして、平時において、必需品でないものに似合っています。

〓 主色役「空」配分式 〓