やみ普通色役No.0天格
神秘の人しんぴのひと

主色役【闇】=神秘の人は〜自陣に率いるすべての駒を俯瞰的に掌握し、自らは真の姿を見せぬまま、全体を思いのままに操る統括プロデューサー
あなたの思考や感覚は、視界を遮断するほど、研ぎ澄まされ、見えない部分が多くなるほど、些細な台詞や仕草にも重みが加わります。
そんな特徴を活かすためには、深掘りする専門分野は誰かに任せ、総合的に捉えるための直感力や判断力を大いなる強みとすべきでしょう。
門を閉ざし、舞台が暗転を終えると、いよいよ、あなたの思い描くシナリオが動き始めます。
あなたの練り上げた戦略は、そう簡単に見破られるはずもなく、あなた自身からも、意味深長な物語に投影された不思議な魅力が溢れ出ているに違いありません。
象 徴
神・法・夜・夢・不安・全体・暗闇
目指す役割 ▶ こうなったら ◯
〓視野の広い人〓
ライフガードのように、全体の状況に目配りし、空間的視野が広がるほど、重要な仕事へと発展します。
シェフのように、幾つもの段取りを先取りし、時間的視野が広がるほど、完璧な仕事へと帰着します。
人間には2種類の視野があり、あなたの職業においては、少なからず、どちらの能力も必要になりそうです。
〓包容力のある人〓
市井の平凡な営みでさえ、人付き合いで躓いたり、資金繰りに失敗したり、そんな事が、何某かの罪に問われた場合は、当然の成り行きとして、相応の罰が与えられることになります。
あなたは、暫しの自由を剥奪され、巷間を彷徨う囚人となりますが、刑期を終える頃には、心の度量が、少しばかり成長していることに気付くのです。
〓秘密を保持できる人〓
何事かを隠し通すには、口を噤むだけではなく、慌てず、騒がず、表情にも出さず、仕草にも出さず、どっしりと落ち着いていなければなりません。
誰かが、うっかり口を滑らせ、事態が思わぬ展開を見せても、万全な根回しを施し、先が読めていれば大丈夫・・・
あらゆる可能性に対し、お膳立てが出来ているということです。
避ける役割 ▶ こうなったら ✕
〓独善的な人〓
大きな目標を共有し、各自の持ち場において、幾つもの作業が同時に進行している途中、どんな権限があろうとも、ゴールポストの位置を勝手に動かす行為は許されません。
事前の釈明もなく、納得感が共有できなければ、結果オーライに収束することなど皆無であり、大抵は状況を拗らせ、何れ大問題に発展します。
〓誤解されやすい人〓
同じ法廷に立っていても、大らかな西洋人の弁護士VS気難しい東洋人の検察官のように、気質、文化、立場etc...が異なれば、こちらの主張は伝わらず、あちらの本意も分かりません。
コミュニケーションを成立させるためには、自らの思いを、そのまま述べるのではなく、相手に合わせて言葉を噛み砕き、翻訳する習慣が必要です。
〓妄想が過ぎる人〓
どう考えても3億円は堅い〜そんな夢物語を話したところで、帰り際、珈琲を奢ることもできず「ちょっと千円貸して」などと台詞を吐こうものなら、あなたに共感を寄せる人など現れません。
大きな構想ほど、煮詰まるまでは頭の中に収めておき、熟してきたら誰かに話すなり、現実における着地点を模索すれば良いのです。

親色

黒 橡
(くろつるばみ)

子色

薄 墨
(うすずみ)
黒・真っ黒・墨色・濃いグレー
密度を高める色
〓文字を際立たせる〓
何かを際立たせるためには、性質が正反対のものと対比させれば良く、プラスにはマイナス、凹には凸、白い紙には黒い文字が対象となります。
〓荷物を重くする〓
黒いものは、白いものより重く感じるため、黒いキャリーバックで旅行に出掛けると疲れてしまいます。
宅配業社等の運搬用のダンボールにも、白が多く使われています。
〓味を濃くする〓
味は、色が薄くなるほど薄味になり、色が濃くなるほど濃厚になるため、微糖缶コーヒーのラベルには水色やベージュが、辛口カレーのパッケージには黒や赤が似合います。
〓内に向かう〓
黒は、内に向かう色であり、額縁効果によって、高級感や集中力を高める効果が期待できます。
白い服を着ると太って見え、黒い服を着ると痩せて見えますので、体型が気になる人は、白と黒を上手に使い分けると良いかもしれません。
光を吸収する色
〓温度が上がる〓
黒は、太陽光を浴びると温度上昇を招くため、住宅、乗り物、屋外テントetc...への使用は、通常において不可となります。
〓健康を害する〓
黒い服の常用は、太陽光の有益性を遮断するため、皺を増やす、風邪が治り難いetc...身体に悪影響を及ぼします。
普段着として着用する場合は、何らかの工夫が必要になります。
死者を悼む色
〓お葬式の色〓
宇多田ヒカルさんの楽曲『COLORS』に「黒い服は死者に祈る時にだけ着るの♬ 」という歌詞が出てきます。
黒は、喪服、鯨幕、霊柩車、仏壇etc...死者を弔う色であり、日常において、気軽に用いる色ではありません。

〓 主色役「闇」配分式 〓