ふたつの相違点
万葉色役術(鑑定術)は、占いと同じ形式を備えており、A(生年月日)⇒B(色役*配分式)と表されます。えぇ同じ!(笑)と思われたでしょうか?
しかし、両者の命題には、2つの決定的な相違が隠されています。
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ひとつ目は〜 『ならば』の前提となる根拠の正当性です。占いは、統計調査(帰納)と言われていますが、万葉色役術は、論理体系(演繹)の体を成しています。
互いの正当性を問うならば、占いは、調査実績の公開が必須であり、万葉色役術は、適用理論(24時間程度の講座で説明します)の妥当性が必要です。
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ふたつ目は〜 『である』と肯定する結論の目論見です。占いは、性格や未来を言い当てようと試みますが、万葉色役術は、その人の本性を紐解くものであり、現状と反目する提言も述べられます。
万葉色役術の意義
あなたは〇〇の人〜〇〇の人は云々かんぬん・・・という文脈であれば、本人の現状を言い当てるのではなく、生まれた時に携えていた本性を、理論をもとに提案しているに過ぎません。 当たってる感があったとしても、敢えて齟齬のある部分に焦点を当て、本当の自分を本来の自分(色役*配分式)に近付ける実践にこそ、万葉色役術の意義があると考えます。❖
夜中に大福を3個食べましたね?... と明言(事実を確認)することと、朝食に納豆を確り食べましょう!... と提案(選択肢を提示)することが、似て非なる意図を持っていることは、誰がどう見ても明らかでしょう。
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万葉色役術主宰 木葉梟